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争続対策のプロの提案とアドバイス
遺言をする人の為の前提知識とアドバイス
  1. 法定相続分と遺留分って何?
2. 遺言と遺書の違いって何なの?
3. 「遺言」ってどんな種類があるの?
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4. 遺言書にはどんなことを記載できるの?
5. 遺言書作成にはテクニックとは?
6. 遺言書のトラブルを回避するためには
7. 遺言執行者は利害関係のない第三者を!!
遺言される人の前提知識とアドバイス
  1. 遺言書を発見した場合はどうすればよいか?
2. 遺言書が作成されてない場合はどうなるのか?
3. 相続から生じる危機回避方法
4. 相続登記ってそんなに大事なの?
5. 相続税っていくら払うの?
6. 相続開始後の行動スケジュール
専門家へ依頼する場合の費用の目安
1. 一般的な専門職費用と当事務所費用比較表
2. 相談方法

「遺言される人の前提知識とアドバイス」

 以下で相続を争続にしないための基本的な知識とアドバイスを具体的に見てゆきましょう。

(1)遺言書を発見した場合は
   どうすればよいか?

(2)遺言書が作成されてない場合は
   どうなるのか?
  (3)相続から生じる危機回避方法
(4)相続登記ってそんなに大事なの?
(5)相続税っていくら払うの?
(6)相続開始後の行動スケジュール

1.遺言書を発見した場合はどうすればよいか?

 相続が発生して、遺言書が発見されても、いきなり開封してはいけません。原則として遺言は家庭裁判所に提出して検認してもらい、開封します。勝手に遺言書を開封すると5万円以下の過料の制裁が課せられます。もっとも、「公正証書遺言書」は公証人が作成していることから家庭裁判所で検認・開封手続きを得なくても問題ありません。検認後は遺言執行者の指揮、指導の下財産の分配に入ります。



2.遺言書が作成されてない場合はどうなるのか?

  遺言書が残されていない場合、相続人全員で「遺産分割協議」を開いて、財産を誰に分け与えるかを相談して全員合意の下、「遺産分割協議書」に署名と個人の実印が押印され、印鑑証明書を添付します。この協議の過程でトラブルが頻発していますが、遺言書がない以上この過程なくして亡くなった人の財産を分配することはできないのです。遺言書がない場合 戸籍を集めて相続人の確定と調査を実施し、財産の所在調査と財産リストを作成し、残された者たちで話し合ってゆくことになります。

(迅速な遺産整理の必要性と遺産整理サービス業務の普及)
 ところが、この遺産分割の協議が煩わしいこと、遺産の調査、相続人の調査が大変であるのが原因で、遺産整理を何年も放置している事例にたまに出くわします。相続が開始してから何年間も遺産整理を放置しておくと二重相続が発生して、ねずみ算式に遺産分割協議書に押印する者の数が増えて行き、相続争いのもとになってしまうのです。遺産の整理を素人だけですると結構骨の折れる仕事ですし、遺産整理の過程で「財産を隠匿した」「不正行為があった」など争いの種になることも多いのです。そこで、信託銀行や法律専門職が、遺産の調査、リストアップ、遺産分割協議後の迅速な分配手続き、各種役所への届出等を代行する業務が普及してきています。遺産が多く点在している場合、どこに財産があるか調査が必要な場合、整理の公平性と迅速性を考える場合などは、検討してみる価値は十分にあると思います。



3.相続から生じる危機回避方法


 亡くなった人の残した遺産の内容を調査し、財産リストを作成している過程で、残された資産より負債の方が多いことが発覚した場合は、直ちに専門家に相談してください。絶対に資産を処分したり、使用してはいけません。この場合、「相続放棄」をする方が得策な場合が考えられ、資産の処分や使用があると相続放棄ができなくなってしまい、全ての負債を引き継がなければならなくなりかねないからです。「相続放棄」は原則として相続が開始して3ヶ月以内に申し立てなければならないため迅速な調査と決断が必要です。



4.相続登記ってそんなに大事なの?

 遺産分割協議が終了するとその協議内容に従って財産は分配されます。この時、特に大事なのは不動産を取得した相続人は速やかに相続登記をしておくと言うことです。相続登記は自分がその不動産を相続で譲り受けたことを第三者へ主張することのできる唯一の方法です。相続登記をしておかないと後日、他の相続人や第三者があなたの取得した不動産に対してよからぬ企てをすることがないとも限らないのです。かつて、相続登記をしないで放置した結果、取得した相続財産が他の相続人によって勝手に処分され第三者の手に渡ったと言う事実もありましたが、この場合相続登記をしていない者は、泣き寝入りすることになるのです。





5.相続税っていくら払うの?

 現実的にみて、日本で相続税を納付している人は、ごく一部の有産階級の人でしかありません。全体の5%以下とも言われています。相続財産が基礎控除の範囲内であれば、相続税はかからないことになります。

(基礎控除)=5000万円+(1000万円×法定相続人の数)

つまり(基礎控除額)≧相続財産の価格であれば、相続税はかかりません。
例えば、相続人が4人いる場合は、5000万円+(1000万円×4)=9000万円までは、相続税はかからないことになります。 詳しくは、税理士に相談すべきでしょう。



6.相続開始後の行動スケジュール

 相続開始から相続人が取るべき手続きを表にすると以下のとおりになるでしょう。


その他早めに実行すると良い手続き

内容 相手先、備考など
葬祭費の受給手続 健康保険、国民健康保険。通夜や葬儀費用の
領収書を集めます。
高額療養費の
受給手続
健康保険、国民健康保険。入院や通院に
かかった費用の領収書を集めます。
生命保険・損害保険の
受給手続
各保険会社
遺族年金の受給手続 厚生年金・国民年金
年金の支給停止手続 生前に老齢年金や障害年金を受けていた場合
世帯主の変更届 世帯主が亡くなった場合。市区町村に届け出ます。
公共料金の名義変更 水道・電気・ガスなど。
賃貸住宅の場合、契約者の変更が必要です。



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