(事例1) 借金が6件から約380万円程度あり、自己破産を考えていた依頼者が当事務所に相談に来られ、当事務所から債権者に「取引履歴」を開示させ調査の上、交渉を行った結果、6社のうち2社に過払い金が発生していた為、過払い金を回収したうえ、返済に使用したところ、、債務の全額を返済できた事例もあります。
| 債権者名 |
取引期間 |
債務整理前の債務額 |
当事務所の交渉後の債務額 |
| A社 |
11 |
金993,761円 |
−71万円【過払い金回収】 |
| B社 |
13 |
金893,751円 |
−113万円【過払い金回収】 |
| C社 |
7 |
金864,123円 |
金23万円 |
| D社 |
5 |
金382,121円 |
金24万円 |
| E社 |
4 |
金182,123円 |
金8万円 |
| F社 |
2 |
金483,521円 |
金40万円 |
| 合計 |
|
約380万円 |
金95万円 |
|
(事例2) 住宅ローンを抱えたA氏は、消費者金融8社から約500万円の借金を抱えていた。
住宅ローン契約には、妻が連帯保証に入っており、住宅を売却しても住宅ローン債務が残る状態であった。
自己破産を選択すると妻も連鎖的に破産しなければならい可能性が高いことから、自己破産を回避した。
A氏と相談した結果、住宅を処分せずに消費者金融の借金を整理する「民事再生」を選択した。
結果、A氏は、消費者金融の借金を100万円にまで減額することに成功し、住宅ローンはこれまで通り支払い続けて住宅を手放すことなく生活している。 |
(事例3) 自営業者A氏からの依頼により、消費者金融15社との交渉を当事務所は受任し、当事務所はサラ金会社の利息制限法違反を主張し、利息制限法に引き直した債務の減額と分割弁済の和解を求めた。
当初は、毎月返済だけで27万円を支払う多重債務状態であったが,約11ヵ月間に及ぶ粘り強い交渉を行い続け,ついに、13社と和解が成立させた。
残りの2社は「過払い金」が発生していたので、返還交渉を行い1社は満額の「過払い金」の回収に成功した。
最後の1社は返還に応じないため過払い金返還訴訟を起し、徹底的に戦い、元本に5%の利息を付けて満額回収する事実上の勝訴和解を勝ち取った。
更には、回収した「過払い金」を有効活用して、他の債権者には一括返済することの見返りに借金の大幅な減額を要請した。
当初は,借金の減額には、応じられないと交渉は難航したが、粘りに粘りぬいた結果、利息制限法の残額からさらに48%もの減額に成功した。
これによって,A氏は毎月23万円の返済があったものを無金利で毎月51,000円を毎月返済することに成功し現在も事業を続けている。
【コメント】
債務整理は、どの手続きも簡単ではない。借金問題の解決は知識とテクニックだけでは不十分であり、粘り強く交渉できるメンタルタフネスが必要である。あきらめてはいけないのである。
本件では、当初から交渉は難航することが予測されていた。司法書士や弁護士にも性格があり粘り強い者とそうでない者がいる。
交渉は、知力だけの勝負ではない。断られれても、、まだ立ち向かう解決に対する執念が肝要であることを示す顕著な事例である。 |
(事例4)
相談に来られた主婦A氏は,消費者金融 5件から約270万円を借りていた。返済を遅滞していることから、A氏の携帯電話には、毎日20件近い消費者金融からの督促と思われる電話が入っている。
当事務所での相談中も電話が鳴っている。
見かねた当事務所の司法書士は、A氏の面前で事務所の電話から全ての金融会社に直ちに電話を入れて「A氏が債務整理する予定であること」「今後の連絡は司法書士にして欲しいこと」を伝え受任通知を各債権者へファクシミリした。
これ以降、A氏の携帯電話はすっかり静かになり、安心した生活を送れるようになった。 |